100周年に向けたプロジェクトが動き出した2025年。この1年は、単なる準備期間ではなく、「次の100年」をどうつくるのかを問い続ける時間となりました。
今回は、そこに込めた想いについてお話しします。
遠藤 真耶(経営企画部)/ 執筆
次につなぐ100年にするために
100周年に向けたアクションをプロジェクトメンバーで考え始めたとき、「この節目を、どうすれば“次につながるもの”にできるだろうか」という問いの中で、大きく二つの軸が見えてきました。
ひとつは、一過性のイベントで終わらせないということ。もうひとつは、社員の皆さんと一緒にカタチにしていく、ということです。その考えの背景には、プロジェクトが動き出す前年の2024年から重ねていた対話の時間がありました。

この先、末永く愛されるブランドであり続けるため、「日東紅茶とは」を題材に、本社に勤務する約150名を数名のグループに分け、社員それぞれが自分の言葉で日東紅茶への想いを語る機会を設けました。歴史の時代を生きた勤続40年以上のベテランの方から、これまでの歴史を受け継ぎながら革新的な新商品の企画に勤しむ入社間もない方まで、部署や役職を越えて、様々な想いを語ってくれました。
やりたいと思っていること、もったいないと感じていること、ふとした会話の中に出てくる、おもしろいアイディア。普段は業務でブランドに直接関わることのない人たちも多い中、ひとりひとりの中にしっかりと息づく「日東紅茶」への愛情と想いを感じるとともに、社員のそんな想いが、もっと自然に発信され、カタチになっていく場があったとしたら、日東紅茶の未来が広がるのではないか、そんなことを考えるようになりました。
100年続くブランドの価値は、過去の実績だけでできているものではなく、これから積み上げていくものでもあり、まさにいま、ブランドの一番近くにいる人たちの中にもその答えが存在しているのではないか。その発見こそが、100周年プロジェクトの原点になったと思います。
想いをカタチにするための「みんなでピクニック会議」
2025年、その想いに同じ温度と熱量で反応してくださったことで、スマイルズさんがプロジェクトのパートナーとなってすぐ、100周年に向けて実施施策は社員からアイディアを募って決めることになり、ワークショップ「みんなでピクニック会議」が開かれました。

本社のある東京をはじめ、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡、藤枝、須玉と全国の拠点ごとに実施、上海、台湾とはオンラインで繋がり、約10日間で160名近くが参加。「100周年にやりたいこと」と題して考えたそれぞれのアイディアをベースに、少人数のグループでディスカッションをしながら意見を付箋に書き、膨らませていく。その結果、およそ1,000件のアイディアが集まりました。



未来へどうつなぐか
私たちにとってこの100年は、紅茶への深い愛情と、それをもっとお客様に楽しんでいただきたいという一貫した想いで積み上げてきた時間です。この100周年を機に、このコラムやジャーナルはもちろんのこと、イベントや商品など様々なカタチに変えて、その想いを存分に発信していきたいと思います。また、今までなかなか出会うきっかけのなかった皆さまとも、私たちが出会いにいくきっかけにしたいと思っています。
すべての原点は、お客様に、安心安全に、毎日おいしい紅茶を飲んでいただきたい、そんな社員の想いにあります。このプロジェクトはそんな社員一人ひとりの想いを、皆さまと分かち合い、新しい価値をつくっていく挑戦でもあります。
愛情を、ワクワクに変えて
これから私たち社員は、これまで積み重ねてきた想いをさまざまな施策としてカタチにしていきます。
その積み重ねが、ここからまた、新しい100年をつくっていくと信じています。私たちの愛情を、ワクワクに変えて。
それが1人でも多くの方に届き、一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
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